戸隠そば祭り　お焚き上げや前夜祭、半ざる食べ歩き、献納祭

新そばの収穫に感謝して、毎年行われる「戸隠そば祭り」ですが、今年で49回目になります。

「戸隠そば祭り」は、2018年10月30日に戸隠中社神社前広庭で開催される「お焚き上げ」と「前夜祭」から始まり、翌31日に戸隠神社宝光社で行われる「戸隠蕎麦献納祭」、11月25日まで開催される「半ざる食べ歩き」へと続きます。

期間内は、長野市近郊の方だけではなく、全国からたくさんのそばファンが訪れる一大イベントとなっています。

お焚き上げと前夜祭

「お焚き上げ」と「前夜祭」は2018年10月30日　16:30から「戸隠中社神社前広庭」と「戸隠観光情報センター」で開催されます。

「お焚き上げ」では、使えなくなってしまった蕎麦ざるや前年のそば玉等に感謝を込めてお焚き上げします。

（画像出典：戸隠そば祭り実行委員会HP）

（画像出典：戸隠そば祭り実行委員会HP）

「そば玉」とは、そば店の軒先に吊るされるもので、新そばの提供が始まったことを知らせるものです。

日本酒では、新酒を知らせる「杉玉」が有名ですが、これのそばバージョンが「そば玉」です。

（画像出典：長野市観光情報サイト「ナガラボ」）

また前夜祭では、戸隠太鼓の演奏などの地元芸能が披露される他、昔のそばの食べ方の主流であった「そばがき」作りの体験などができます。

また戸隠のそば打ち職人によるそば打ちやそばの振る舞いが行われます。

戸隠蕎麦献納祭

「お焚き上げ」と「前夜祭」が行われた翌日の2018年10月31日　9:00から「戸隠神社宝光社」で「戸隠蕎麦献納祭」が行われます。

（画像出典：戸隠そば祭り実行委員会HP）

「戸隠蕎麦献納祭」は戸隠の大神様に収穫を感謝し、地元で採れた蕎麦などを戸隠神社に献納する祭典で、献納そば手打ち式、召立行列（新そば献納行列）、蕎麦献納式などが厳かに執り行われます。

祭典で献納されるそばは、地元のそば職人たちが育てた戸隠在来種の蕎麦を挽いたそば粉でそばを打ち、献納されます。

（画像出典：戸隠そば祭り実行委員会HP）

なお「献納祭」終了後、戸隠の各そば店では、戸隠神社に献納されたそば粉を使って打った「献納そば」をいただくことが可能です。

（画像出典：戸隠そば祭り実行委員会HP）

「献納そば」は各店限定15食となっており、各店での事前予約が必要です。

予約は10月16日から受け付け開始となっていますので、「献納そば」を食べたい方は、以下の各店に連絡して予約するようにしてください。

半ざる食べ歩き

2018年10月31日から11月25日までの四週間にわたり、半ざる手形参加各店で「半ざる食べ歩き」が可能です。

1冊2,000円４枚綴りの半ざる手形を購入することによって、参加各店の半ざる（3ぼっち）の食べ歩きができます。

各店舗ではそれぞれ特色のあるそばを提供していますので、これを機会にそれぞれのそばの食べ比べをしてみてください。

名店と言われているお店も「半ざる手形」に参加していますので、きっとお気に入りのそば店に巡り合うことができると思います。

また万が一、お腹が一杯になってしまって手形を使い切れなかった場合でも参加おみやげ店にて500円分の金券として使うことができますので、無駄にはなりません。

半ざる手形参加店は以下のとおりです。