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宿坊に泊まって戸隠を満喫しよう!

 戸隠神社周辺には、「宿坊(しゅくぼう)」と呼ばれる宿泊施設が数多く軒を並べています。

 宿坊では伝統的な精進料理に加え、戸隠そばや信州牛や信州サーモンといった長野ならではの料理を味わうとともに、朝拝などの寺社文化を体験することも可能です。

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3月の戸隠神社のようす 気温や雪の状況などお出かけの際の参考に

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3月のある日、天気が良かったので、戸隠神社まで出かけてきました。

 

戸隠は標高1,200m付近にあり、雪がたくさん積もる地域で、平地と気候が異なります。

例年だとゴールデンウィークまで雪が残りますので、この時期、戸隠へお出かけになる場合は服装や靴選びに注意が必要です。

 

春先に戸隠神社を訪れようと考えていらっしゃる方は、この記事を参考に服装や靴を選んでお出かけください。

3月の戸隠の気候とおすすめの服装

札幌と気候が似ている戸隠周辺ですが、3月の最高気温と最低気温の平均値は以下のとおりです。

最高気温最低気温
3月4℃-7℃

 

上記はあくまで、一か月間の平均値なのですが、最高気温の平均値は4℃しか上がらず、最低気温の平均値はマイナス7℃にもなります。

したがって春先に戸隠を訪れるなら、基本的には冬の装いで、お出かけされることをおすすめします。

 

ただ3月にもなれば、気候の良い日も増えてきます。

私が訪れた日も天気が良く、気温も昼過ぎには7℃程度ありましたので、マフラーや手袋は不要で、ダウンジャケットを着こんでいると少し暑いくらいでした。

 

したがって、脱ぎ着して当日の気候に合わせて調整できるような服装を選ぶのが、一番です。

積雪の状況

3月になり、暖かい日が続くようになりましたので、戸隠の積雪は徐々に少なくなってきています。

車道や駐車場のようす

数日前に長野駅周辺でも積もるくらいの雪が降ったのですが、暖かい日が続いているので、奥社参道入口周辺でも、車道にはほとんど雪は残っていません。

 

しかしながら駐車場では、圧雪された雪が固まり、氷のようになっていますので、車でお越しになる予定の方は、駐車場での運転にはお気を付けください。

 

また朝晩は、車道も凍結してる日がありますので、戸隠にお越しになるならスタッドレスタイヤを装着していた方が安心です。

参道のようす

参道の雪は、多くの参拝者に踏み固められています。

 

したがって長靴でなくても、靴の中に雪が入ってくるようなことはありません。

しかし一方で踏み固められた雪が、夜間に凍結し、氷のようになっている箇所もあり、そのような場所は大変滑りやすくなっていますので、注意が必要です。

 

安全に参拝するためにも、靴は雪や氷でも滑らないような靴を選んで、お出かけするようにしてください。

各社殿のようす

戸隠神社の各社殿のようすは以下のとおりです。五社巡りされる際の参考にしてください。

宝光社

戸隠神社五社の中でも、最も標高の低いところにあるのが宝光社なので、積雪も少なめです。

駐車場には除雪した雪が積み上げられていますが、それ以外はほとんど残っていません。

 

ただ260段ある石段には、雪が積もっていますので、注意して歩くようにしてください。

 

石段には手すりが備え付けられていますので、手すりをしっかり握って石段を登るようにしてください。

当日は、数日前に降った雪の影響もあり、上部の石段には結構な積雪がありました。

私の前を歩いていた方は、そのまま石段を登り切りましたが、私は途中から女坂の方へ回り、社殿まで辿り着きました。

 

この時期の宝光社の社殿は、閉殿されており、授与所も閉鎖されていますが、参拝は可能です。

 

火之御子社や中社まで通じている神道の積雪の状況です。

 

いくつか足跡があるので、火之御子社まで行かれる方もいらっしゃるようです。

夏なら10分少々で火之御子社まで行ける神道ですが、先の積雪の状況が分かりません。

したがって冬季は神道ではなく、車道を歩いた方が、歩きやすいと思います。

火之御子社

火之御子社前にある3台分の駐車スペースには雪はありません。

 

石段を上がって境内に入ると積雪しています。

 

数段ある石段にも雪が積もっています。ここには手すりがないので、十分に気を付けて登るようにしてください。

 

手水舎はブルーシートで雪囲いがされており、利用することはできません。

 

境内にある夫婦杉や西行桜は見ることが可能です。

中社

中社に最も近い西参道入口無料駐車場は、雪が圧雪されて滑りやすくなっているので、運転には注意が必要です。

 

また冬季中は、戸隠観光情報センターの駐車場は無料開放されていますので、こちらも気軽に利用できます。

 

境内は雪が積もっており、滑りやすくなっていますので、気を付けて歩くようにしてください。

 

中社の石段は積雪のため、通行禁止となっていますので、融雪道となっている女坂を利用してください。

 

社殿は防寒のためビニールの扉が閉じられていますが、開けて参拝することが可能です。

 

また社殿横の雪山では、雪中酒が保管されています。

 

毎年4月中旬ごろに、取り出され、周辺のみやげもの店等で販売されます。

 

積雪のため、さざれ滝には行けません。

奥社参道入口

冬季中は、奥社参道入口駐車場のみ利用可能で、無料開放されています。

 

奥社は、最も標高の高いところにあり、戸隠の中でも積雪の多いところにあります。

参道入口の積雪の状況は以下の通りで、宝光社や中社より積雪は多いです。

 

1月初旬の年中行事である鎮火祭以降、奥社、九頭龍社は閉殿されており、授与所も閉鎖されていますが、参拝は可能です。

多くの参拝者が参拝するので、雪は圧雪されており、長靴でなくても歩くことが可能です。

ただし圧雪された雪が夜間に冷え固まり、氷になっているところもあるので、滑りにくい靴で歩くようにしてください。

御朱印は中社で一括してもらえます

この時期、宝光社や火之御子社、九頭龍社、奥社は閉殿されており、授与所も閉鎖されています。

したがって、御朱印は中社の授与所で一括してもらうようになります。

 

11月下旬から1月初旬1月初旬から4月中旬左記以外
宝光社中社※中社宝光社
火之御子社中社中社宝光社or中社
中社中社中社中社
九頭龍社奥社中社奥社
奥社奥社中社奥社

※12月は土曜、日曜、祝日のみ宝光社授与所が開きます。

 

ただし御朱印は参拝後にしかもらえませんので、中社は一番最後に参るようにしてください。

 

御朱印をいただく際の注意事項などはこちらの記事を見てください。

戸隠神社 御朱印のもらい方 時期によって違います
戸隠神社は宝光社(ほうこうしゃ)、火之御子社(ひのみこしゃ)、中社(ちゅうしゃ)、九頭龍社(くずりゅうしゃ)、奥社(おくしゃ)の五社から構成される歴史ある神社です。 そんな戸隠神社では五社すべてを回る五社巡り(ごしゃめぐり)が有名ですが、そ...

バスで参拝する場合は、ダイヤに注意

長野駅から戸隠までを結ぶバスは、3月いっぱいは冬季ダイヤとなっています。

冬季ダイヤ中は、バスは中社を過ぎると、戸隠スキー場方面に向かいます。

戸隠そばで有名な「そばの実」や奥社参道入口方面には、行かないので、注意してください。

 

冬季ダイヤの詳細は、こちらの記事を見てください。

戸隠神社へのアクセス おすすめルート【バス編】
長野駅から戸隠神社までは、路線バスが2系統走っています。 ループ橋経由戸隠高原行(70系統) 県道経由戸隠中社行(73系統) ループ橋経由戸隠高原行(70系統)は奥社参道入口まで行くのですが、県道経由戸隠中社行(73系統)は終点が中社までと...

鏡池方面は通行止め

戸隠周辺のもう一つの観光名所である鏡池なのですが、冬季中はアクセス道が積雪のため、通行止めとなっています。

 

4月中旬には解除されますので、鏡池方面へは解除後にお越しください。

周辺のそば店では、山菜の天ぷらの提供が始まっている

戸隠周辺のそば店では、地の山菜を使った天ぷらの提供が始まっています。

この日食べた天ざるでは、地元でとれた「ふきのとう」の天ぷらが入っていました。

 

これからは採れる山菜も増えてきますので、そばと一緒に山菜の天ぷらを楽しむことができます。

行列必至の有名店も並ばずに入れる

3月にもなれば、暖かく気候の良い日も増えてくるのですが、戸隠にいらっしゃる方は、まだまだ少な目です。

そのため、シーズン中は、何時間も並ばないと食べることができない「うずら家」も、この時期の平日ならほとんど並ばずに入れます。

 

また戸隠神社の参拝客もそれほど多くないことから、神社の荘厳な雰囲気を存分に楽しむことも可能です。

 

初夏や紅葉の時期の戸隠も良いものですが、ぜひ春先の戸隠も訪れてみてください。

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