長野市街地から戸隠神社を目指してバードラインを走ると、途中水芭蕉(ミズバショウ)の群生を見ることができる大谷地(おおやち)湿原の近くを通ります。
大谷地湿原では春先に水芭蕉やリュウキンカ、ニリンソウが一斉に咲き乱れます。
大谷地湿原は5ヘクタールの広さがあり、一周20分程度の散策コースも整備されています。
春先に戸隠神社にいらっしゃったときは、大谷地湿原にもぜひお立ち寄りください。
水芭蕉(ミズバショウ)とは
水芭蕉は寒地の湿原に群生する多年草です。太く短い地下茎を横に伸ばします。
葉は花後に生じ、長柄を含めると長さ40cmから80cmまで成長します。
花茎は春先に葉より前に生じ、白い仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれています。
また長さ4cmから8cmの円柱状肉穂花序(にくすいかじょ)があり、3㎜程度の淡緑色の花を密生させます。
最盛期には香水のような甘い香りを放ちます
場所
長野市街地から戸隠方面へバードラインを走ると、ちょうど中間あたりに大座法師池(だいざほうしいけ)が見えてきます。
大谷地湿原は大座法師池から500mほど戸隠方面に走った右手にあります。
駐車場
大谷地湿原の前に数台分車を停めることができるスペースがあり、ここに車を停めると便利です。
もしここに停めることができない場合は、近くに100台以上の駐車スペースのある「飯綱高原キャンプ場」駐車場に車を停めるようにしてください。
「飯綱高原キャンプ場」駐車場に車を停めた場合は、大谷地湿原前の横断歩道でバードラインを横断すると便利です。
散策コース
散策コースを一周すると、だいたい20分くらい掛かります。
コースはしっかり整備されていますが、できるだけ歩きやすい靴で歩くようにしてください。
途中ニリンソウの群落を見ることもできます。
コメント