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宿坊に泊まって戸隠を満喫しよう!

 戸隠神社周辺には、「宿坊(しゅくぼう)」と呼ばれる宿泊施設が数多く軒を並べています。

 宿坊では伝統的な精進料理に加え、戸隠そばや信州牛や信州サーモンといった長野ならではの料理を味わうとともに、朝拝などの寺社文化を体験することも可能です。

詳細はこちら

戸隠神社の回り方 バスで行く五社巡り 所要時間やお得な切符の情報

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戸隠神社は、奥社(おくしゃ)、中社(ちゅうしゃ)、宝光社(ほうこうしゃ)、九頭龍社(くずりゅうしゃ)、火之御子社(ひのみこしゃ)の五社から構成される創建以来二千年余りの時を刻む歴史ある神社です。

 

 

そんな日本屈指のパワースポットともいわれる戸隠神社ですが、意外と多くの方が奥社だけ、あるいは奥社と中社だけ参拝して帰ってしまわれます。

でもせっかく戸隠に来たなら、戸隠神社を構成する五社すべてを回らないともったいないです。

 

五社巡りをしたいけど、バスだから難しいのでは?とお思いの方も多いと思いますが、大丈夫です。

バスを乗り継いで五社すべてを回ることも可能ですので、バスで回る五社巡りをぜひ楽しんでみてください。

 

なお11月下旬から4月上旬までの冬期中、バスは「戸隠中社」から戸隠スキー場へ向かいますので、「戸隠奥社入口」方面には向かいません

従って冬季中は、中社から県道を歩いて奥社へ向かうことになりますので、ご留意ください。

戸隠神社までバスを使ったアクセス方法

長野駅から戸隠神社までは、路線バスが2系統走っています。

  • ループ橋経由戸隠高原行(70系統)
  • 県道経由戸隠中社行(73系統)

いずれのバスも長野駅の「7番バスのりば」から出発しますので、長野駅を降りたら「7番バスのりば」へ向かってください。

 

戸隠神社までは一時間ちょっとのバスの旅になります。

最初は長野市街地を走り、途中から高原の林間を走ります。長野の街並みや高原の移り行く景色を存分に楽しんでください。

 

長野駅のバス乗り場のご案内や時刻表、バスの乗り方などについては、こちらの記事にまとめていますので、参考にしてください。

戸隠神社へのアクセス おすすめルート【バス編】
長野駅から戸隠神社までは、路線バスが2系統走っています。 ループ橋経由戸隠高原行(70系統) 県道経由戸隠中社行(73系統) ループ橋経由戸隠高原行(70系統)は奥社参道入口まで行くのですが、県道経由戸隠中社行(73系統)は終点が中社までと...

お得な切符情報

戸隠高原フリー切符

五社巡りをするなら、フリー区間での乗り降り自由の「戸隠高原フリー切符」がお得です。

 

「戸隠高原フリー切符」は、長野駅と戸隠の往復に加えて、戸隠周辺のフリー区間での乗り降りが5日間自由にできる切符です。

普通に切符を買っても戸隠神社奥社入口まで往復すると2,700円なのですが、「戸隠高原フリー切符」なら2,600円で購入可能です。

また以下の特典も付きますので、「戸隠高原フリー切符」の方が断然お得です。

【特典】

  • 戸隠エリアのフリー区間で5日間乗り降り自由
  • 善光寺までの片道ボーナスチケット付き
  • フリーきっぷの提示で戸隠や善光寺周辺のおそば屋さん等で割引

フリー区間

「戸隠高原フリー切符」で乗り降りが自由になるフリー区間は以下のとおりです。

五社巡りの他、お目当てのそば店を回ったりするのにも使えます。

(画像出典:アルピコ交通HP)

戸隠高原フリー切符の購入方法

「戸隠高原フリー切符」は旅行当日でも購入可能です。

戸隠方面行くのバスが発着する長野駅の「7番バスのりば」前にある「長野駅前案内所」で購入することが可能です。

早朝5:20から営業していますので、始発のバスに乗る場合でも「長野駅前案内所」でフリー切符を購入することが可能です。

所要時間

戸隠神社の五社すべてをバスで回ると、バスの待ち時間を除いて、およそ3時間20分程度の時間が必要です。

項目 時間
宝光社参拝 30分
火之御子社へ移動(バス+徒歩) 15分
火之御子社参拝 15分
中社へ移動(バス+徒歩) 15分
中社参拝 30分
奥社参道入口まで移動(バス)※ 5分
奥社・九頭龍社参拝 90分(参道往復の時間を含む)
合計 200分(3時間20分、ただしバスの待ち時間は除く

※冬季(12/15~3/31)は奥社参道入口にはバスは行きません。

 

上記は五社間をすべてバスで移動した場合なのですが、火之御子社への移動でバスを使うのは、バスの本数が少ないことから非効率です。また火之御子社前にバス停があるわけではなく、最寄りのバス停(「戸隠営業所」バス停)から300mほど歩かなくてはならないことから、バスは利用せず、神道(かんみち)と呼ばれる道を歩いて火之御子社へ移動することをおすすめします。

徒歩で火之御子社を経由して中社へ移動しても、トータル時間はほとんど変わりません。むしろバスの待ち時間を考えると、早く移動することができます。

※積雪時は、特別な装備なしでは神道は歩けません。

モデルケースのタイムテーブル

長野駅からスタートしてバスで五社巡りをした場合の標準的なタイムテーブルは以下のとおりです。

項目 時刻 時間
長野駅でバスに乗車 9:40
宝光社に到着 10:37 57分
宝光社で参拝終了 11:07 30分
火之御子社に到着(神道を徒歩で移動) 11:22 15分
火之御子社参拝終了 11:37 15分
中社に到着(神道を徒歩で移動) 11:52 15分
中社周辺のそば店で昼食 12:52 60分
中社参拝終了 13:34 42分
奥社参道入口に到着(バスで移動) 13:38 4分
奥社・九頭龍社参拝終了 15:17 99分
長野駅に到着 16:28 72分

参拝順序

参拝順序に正式な決まりはありません。

しかしながら奥社が御本社なので、一番最後に参拝するのがおすすめです。

奥社から遠い順に宝光社(ほうこうしゃ)、火之御子社(ひのみこしゃ)、中社(ちゅうしゃ)、九頭龍社(くずりゅうしゃ)、奥社(おくしゃ)と参拝するようにしましょう。

 

ただし御朱印を集めている場合は、注意が必要です。時期によって、参拝順を変える必要があるので、以下の記事を参考にして、参拝順を検討してください。

戸隠神社 御朱印のもらい方 時期によって違います
戸隠神社は宝光社(ほうこうしゃ)、火之御子社(ひのみこしゃ)、中社(ちゅうしゃ)、九頭龍社(くずりゅうしゃ)、奥社(おくしゃ)の五社から構成される歴史ある神社です。 そんな戸隠神社では五社すべてを回る五社巡り(ごしゃめぐり)が有名ですが、そ...

宝光社(ほうこうしゃ、参拝時間目安:30分)

長野駅から乗ったバスは「戸隠宝光社」バス停で降りるようにしてください。

「戸隠宝光社」バス停で降りたら、全部で二百六十段ある石段を上り、参拝してください。

宝光社の見どころは、こちらの記事にまとめていますので、参考にしてください。

戸隠神社 宝光社へ行く前にチェック!地元民が教える見どころ
長野市街地よりバードライン(県道36号線)を戸隠方面に進んでくると一番最初に見えてくるのが「宝光社(ほうこうしゃ)」です。 宝光社(ほうこうしゃ)のご祭神 宝光社(ほうこうしゃ)のご祭神は「天表春命(あめのうわはるのみこと)」です。 「天表...

火之御子社への移動(神道を歩いた場合の所要時間15分)

宝光社の参拝が終わったら、神道(かんみち)と呼ばれる神さびた道を通って火之御子社(ひのみこしゃ)へ移動します。

火之御子社までは700mで、ゆっくり歩いても15分もあれば到着します。

途中、歩いてしか行けない観光スポットもあります。

神道(かんみち)の詳しい道順や途中の観光スポットについては、こちらの記事にまとめていますので、参考にしてください。

戸隠古道を歩こう④!神道(かんみち) 宝光社から火之御子社まで
古(いにしえ)の時代の人々も歩いた巡礼の道「戸隠古道」ですが、今回は宝光社(ほうこうしゃ)から火之御子社(ひのみこしゃ)までの神道(かんみち)をご紹介します。 途中観光スポットもたくさんありますので、実際に歩いて、戸隠の歴史と文化、大自然を...

火之御子社(ひのみこしゃ、参拝時間目安15分)

神道(かんみち)を歩いてくると、火之御子社(ひのみこしゃ)社殿の横に出ます。

手水舎が分かりにくいところにありますので、参拝前に忘れずに手と口を清めるようにしてください。

また境内には西行桜(さいぎょうざくら)や夫婦杉(ふうふすぎ)もありますので、ぜひ一緒に見ていくようにしてください。

火之御子社の見どころは、こちらの記事にまとめていますので、参考にしてください。

戸隠神社 火之御子社へ行く前にチェック!地元民が教える見どころ
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中社への移動(神道を歩いた場合の所要時間15分)

火之御子社から中社までも同じく700mで、ゆっくり歩いても15分もあれば、中社へ行くことが可能です。

 

火之御子社から中社への詳しい道順などは、こちらの記事にまとめていますので、参考にしてください。

戸隠古道を歩こう⑤!神道(かんみち) 火之御子社から中社まで
古(いにしえ)の時代の人々も歩いた巡礼の道「戸隠古道」ですが、今回は火之御子社(ひのみこしゃ)から中社(ちゅうしゃ)までの道のりをご紹介します。 途中観光スポットもたくさんありますので、実際に歩いて、戸隠の歴史と文化、大自然を体感してみてく...

中社(ちゅうしゃ、参拝時間目安30分)

神道を歩いてくると大鳥居前に出ます。

中社社殿以外にも宝物館(青龍殿)や三本杉、宣澄社など見どころがありますので、見落とさないようにしてください。

中社の見どころは、こちらの記事にまとめていますので、参考にしてください。

戸隠神社 中社へ行く前にチェック!地元民が教える見どころ
火之御子社からバードライン(県道36号線)を戸隠方面に進んでいくと次に見えてくるのが、「中社(ちゅうしゃ)」です。 戸隠に関する数々の縁起本を整理・編集した「戸隠山顕光寺流記」によると、宝光社が創建され30余年後の寛治元年(1087年)に当...

奥社参道入口への移動(バス、所要時間10分)

奥社参道入口へは一系統のバスしか通っておらず、一時間に一本しかバスがありません。

中社を参拝する前に、次のバスの時間を確認しておくことをおすすめします。

 

もし次のバスまで時間があるようなら、中社周辺で昼食をとるのもいいと思います。

戸隠は標高1,300mくらいのところにあり、そばの栽培が盛んで、中社周辺にも多くのそば店が軒を並べています。

ぜひ戸隠そばを召し上がっていただければと思います。

 

また奥社参道入口までおよそ2.0kmなのですが、奥社道を歩いていくことも可能です。

歩く場合は40分くらいの時間を見ておくと良いでしょう。

 

奥社道の道順や見どころは、こちらの記事にまとめていますので、参考にしてください。

戸隠古道を歩こう⑥!奥社道 中社から奥社参道入口まで
古(いにしえ)の時代の人々も歩いた巡礼の道「戸隠古道」ですが、今回は中社(ちゅうしゃ)から奥社参道入口までの道のりをご紹介します。 途中観光スポットもたくさんありますので、実際に歩いて、戸隠の歴史と文化、大自然を体感してみてください。 ここ...

九頭龍社・奥社参拝(参拝時間目安90分)

いよいよ戸隠神社のご本社である奥社(おくしゃ)とその隣にある九頭龍社(くずりゅうしゃ)の参拝です。

奥社まではおよそ2.0kmあり、後半500mは坂道や石段となっています。前半はほぼ平坦な道なのですが、ここで飛ばしすぎると後半ばててしまいますので、ゆっくり歩くようにしてください。

 

九頭龍社と奥社の見どころは、こちらの記事にまとめていますので、参考にしてください。

戸隠神社 九頭龍社・奥社へ行く前にチェック!地元民が教える見どころ
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