紅葉シーズンの土日祝を除いて、車で行ける鏡池(かがみいけ)ですが、GWやお盆休み、紅葉シーズンや連休時などは大変混雑します。
場合によっては鏡池にある無料駐車場に車を停めるための長い列ができることもあります。
そのような混雑を避けるためには、奥社参拝の帰りに少し足を延ばして、歩いて鏡池まで行くのがおすすめです。
車は奥社参道入口周辺の駐車場へ
奥社参道入口周辺には、複数の駐車場があります。
徒歩で鏡池まで行く予定の場合も、これらの駐車場へ車を停めるようにしてください。
奥社参道入口周辺の駐車場情報は、こちらの記事を見てください。
鏡池(かがみいけ)まで歩く際の注意事項
鏡池までの道のりは、整備された遊歩道になっています。
また要所には道標も整備されていますので、道に迷うこともありません。
従ってハイキングやトレッキングをほとんどしたことがない人でも安全に鏡池まで歩くことが可能です。
とはいえ、途中ぬかるんでいるようなところもありますので、以下の注意事項を確認の上、散策を楽しむようにしてください。
歩きやすい服装で
随神門から鏡池までの道のりは初心者にもおすすめの散策コースです。
従って特別な装備は何も必要ありません。
しかしながら途中ぬかるんでいるようなところも通りますので、できるだけ歩きやすい服装で散策を楽しむようにしてください。
靴もハイキングシューズやトレッキングブーツは必要ありませんが、ヒールのある靴など避けるようにしてください。
虫よけを忘れずに
鏡池までの道のりは林の中を抜けていきます。従って夏場はたくさんの虫たちが飛び交っています。
不快な思いをする前に、虫よけを使うようにしてください。
熊鈴があると安心です
近隣では毎年熊の目撃情報もありますので、念のため熊鈴を付けて歩くようにすると安心です。
先に奥社へ参拝するのがおすすめ
鏡池まで足を延ばす予定なら、先に九頭龍社、奥社を参拝しましょう。
奥社、九頭龍社の見どころは、こちらの記事を見てください。
奥社への参拝を終わらせた後、ゆっくり鏡池までの道のりを散策するのがおすすめです。
随神門から天命稲荷
奥社参拝後、随神門まで戻ってきたら、狛犬の少し手前を右手に曲がります。
参道を右手に曲がったら、案内板等があります。
奥の道を道なりに進みます。
途中、分岐点が2ヵ所ありますが、いずれも道標に従って、まっすぐ進むようにします。
しばらくいくと一対の石像が向かい合って置かれているのが見えてきます。
さらに道なりに進むと天命稲荷(てんめいいなり))が見えてきます。
天命稲荷
石像からすぐのところにある神社が天命稲荷です。
天命稲荷は戸隠最後の修験者といわれている姫野公明師が建立した神社です。
天命稲荷大明神出現之縁由
昭和三十七年八月、戸隠公明院主姫野公明師は、長野市若穗、今井恵雄氏の懇望により五輪の供養塔を建立せられた。塔に刻まれている霊魂不滅の四字は、元梨本宮妃殿下の御筆である。 さて、時は移り昭和四十一年 若穗の供養塔を中心に二万四千坪が県の企業局に依って住宅団地に造成された。この地域内には合計十八基の古墳が点在しておりその処置に就いて学術的にも検討されたがこの知れない神霊不滅の雄呼びが、公明師の耳に達しない筈はない。公明師の思えらく、千二百年の永きに渉り若穗の一角に埋もれし神々は、訪れ祭る人もなくどんなにか今日の日を待ちわびられたことであろう。然も久しい風雪の苦しみも忘れて公明師も戸隠の人塚に導かれた。その神慮の程恐多い極みである。是れ正に宿縁の然らしむる処神霊未だ地落ち給わぬの印である。そもそもこの天命稲荷大明神とは、伊勢の外宮豊受大神である。この神に金剛不滅の威神力を以て我が国土の平安を守護され、一切大衆の願望に応え日本国中その恩恵に浴しない者はないという。
昭和43年7月17日 姫野公明師祭文より |
天命稲荷から鏡池
天命稲荷からさらに道なりに進みます。
すると分岐点に出ますので、道標に従ってまっすぐ進みます。
小川に橋が架かっていますので、渡ります。
道なりに進むと鏡池に出ます。
鏡池の見どころ
鏡池の見どころなどはこちらの記事を見てください。
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